2018-01-07

【メモ】一門四元(状元及第粥)

 【メモ】一門四元(状元及第粥)  


倫文叙紀念広場

倫文叙の故事も、虚々実々、一休さんのようなお話しがいろいろ。

どこまでホントか、全部ウソかは分かりません。

広東では有名人らしく、もっぱら(えつげき、広東の京劇)で伝わるお話しです。

広州市に「倫文叙紀念広場」なんてあるし、香港映画にもなってるし。


youtubeの粤劇版倫文叙 
youtubeの映画版倫文叙 

広東語なんてさっぱりですが、幸い字幕が付いていました。

倫文叙は状元となって何家の娘婿となった、これも真偽がアレな伝説ですが、劇でも同様のエピソードがありました。

偉いさんのお嬢さんを蹴って、侍女の方を妻に選んでいましたから、そんなエピソードが実際にあったんでしょうか?


倫文叙は実在の人物で、状元となりましたが、その子たちがまた凄かった。

長男の倫以諒は、郷試で解元『解元』は郷試での首席です。

次男の倫以訓は、会試で会元、殿試で榜眼『会元』は会試の首席で、『榜眼』は殿試の次席です。

父親の倫文叙の『状元』と、『解元』『会元』『榜眼』で4つ。

この故事は、鬼才・倫文叙の『一門四元』と称されました。

この故事で、倫文叙は何かの試験に臨もうとする者があやかろうとする、日本の天神様のような立場となりました。


有体に言って長江以南、特に銭塘江以南は、中原から見て「蛮族の地」、ど田舎でした。

そこで出世しようと、科挙や武挙に挑戦するものも多かった。

そして、一旦、誰かが科挙に及第すると、生活に余裕ができますからその子孫からも比較的、進士が出やすかった。

結果、このあたりには科挙村だとか武挙村なんて、挙人や進士を輩出する村が点在する。

そんな傾向はあったようです。


なんだか、現代日本の教育格差に通じるような話しです。






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